LMS
オンライン大学、高等学校、中学校の学習管理システム
カテゴリ
UI
リリース
2023
クライアント
-
概要
オンライン大学、高等学校、中学校のLMS(学習管理システム:Learning Management System)
担当
要件定義 / 情報設計 / ディレクション / 構成作成 / UI作成 / プロトタイプ作成 / デザインシステム構築
特徴
一貫性のある視覚的な体験を提供するために、Googleのマテリアルデザインガイドラインを全面的に採用しました。これにより、直感的で使いやすいインターフェースを実現しました。
全てのユーザーが平等にアクセスできるよう、配色やコントラスト比に特に注意を払い、WCAG 2.1のガイドラインを遵守しました。これにより、視覚障害を持つユーザーにも使いやすいデザインを提供しています。
一貫したデザインを維持するために、デザイントークンを使用し、数値や値のばらつきを防ぎました。これにより、全ての要素が統一されたデザイン基準に基づいてUIが作成されています。
教師が多数の生徒情報を迅速に把握できるよう、文字サイズのジャンプ率を工夫しました。重要な情報が一目で分かるように配置し、情報の優先順位を明確にしました。
行ったプロセス
使用者である教師に対して詳細なヒアリングを実施し、学習状況の把握プロセスを深く理解しました。これにより、実際のニーズに基づいたデザインを実現しました。
教師からのフィードバックを元に、複数のUIパターンを作成し、継続的に改善を行いました。これにより、実際の使用状況に適したインターフェースを提供できました。
開発効率を高めるために、汎用化されたコンポーネントを導入し、再利用性を高めました。これにより、デザインと開発のスピードを向上させました。
フロントエンドエンジニアおよびバックエンドエンジニアと密接に連携し、情報の表示速度を最適化しました。技術的な実現可能性を確認しつつ、最適なユーザー体験を追求しました。
成果
このLMS(学習管理システム)の導入により、教師は生徒の学習進捗や詰まりのポイントを迅速に把握できるようになり、必要なコーチングをタイムリーに提供できるようになりました。これにより、生徒の学習効率が向上しました。
従来のスプレッドシートからの脱却が進み、LMS(学習管理システム)への移行が促進されました。これにより、教師の管理作業が大幅に簡素化されました。
ベータ1.0のリリース時点では使用率が10%に留まっていましたが、フィードバックを反映して改善を重ねた結果、ベータ2.0では使用率が24%にまで増加しました。