
mimi-ni(ミミニ)
ポッドキャストポータルと番組配信管理システム
カテゴリ
UI
リリース
2025
クライアント
株式会社STARTO ENTERTAINMENT
概要
アーティストのトークと楽曲をまとめて聴ける、スマートフォン向けの無料ポッドキャストプラットフォーム「mimi-ni(ミミニ)」。1アーティスト1番組のサイトとして立ち上げ、その後、複数の番組を1つのIDで横断できるポータル型サービスへ拡張しました。オリジナル番組に加え、全国のラジオ局から番組を仕入れて配信する運用も設計しています。ライトファンとの新しい接点をつくり、番組を入り口にアーティストの楽曲へ関心を広げることを目的としたサービスです。
担当
ユーザーページ:要件定義 / 情報設計 / 設計 / ディレクション / 構成作成 / デザインシステム構築、管理画面:要件定義 / 情報設計 / ディレクション / 構成作成 / UI作成
特徴|ユーザーページ
ポータルのトップを必ず経由させず、流入したユーザーが目的の番組ページへ直接着地する構成にしました。最短で音声に到達できることを優先しています。
ミニプレイヤーを全画面に追従するオーバーレイとして共通仕様化し、画面を移動しても音声が途切れないようにしました。外部の情報はモーダルで開き、再生を止めずに読めます。
音声だけでも完結し、画面を見られる状況ではより多くの情報が得られる二層構造にしました。再生位置に連動して画像が切り替わり、タップで楽曲や関連情報へつながります。
アーティストから探す軸と番組から探す軸の2つを用意し、20組以上・30番組以上の規模でも目的の番組にたどり着ける導線にしました。
特徴|管理画面
毎週30番組前後、放送の曜日も時間もばらばらな配信予定を1つのカレンダー画面に集約しました。放送日軸と配信日軸を切り替えられ、今週なにが動いているかを一画面で把握できます。
同じ放送回に対し、配信タイミングの異なる2種類の素材が並走します。それぞれを個別に追いつつ放送回単位でも完了状況が分かる構造にし、片方の遅れが見落とされないようにしました。
一覧には進捗率と「◯◯待ち」という短いステータスだけを置き、工程ごとの詳細はサイドドロワーとアジェンダ表示へ逃がしています。30件が縦に並んでも読める密度に整理しました。
担当者ごとに見るべき工程が異なるため、ステータスによる絞り込みを前提に設計しています。
行ったプロセス
事業目的の議論段階から参加し、誰に何を届けるサービスかを確認したうえで画面設計に着手しました。移動中か自宅かといった聴取シーンを起点に、見せるべき情報量を整理しています。
Spotify や radiko など既存サービスの構造をリサーチし、階層やプレイリストの見せ方を比較。参考にする点と、採らない点を切り分けました。
PM・開発担当と定例で認識を合わせ、技術的な制約を確認しながら仕様を固めました。実現できない挙動は代替案に置き換えています。
初期リリースに載せる機能と次フェーズに送る機能を切り分け、運用コストや工数が見合わないものは外す判断も設計者側から提示しました。
成果|ユーザーページが提供した価値
好きなアーティストの番組へ最短で到達でき、そこから他の番組へ回遊できる状態をつくりました。番組を横断する導線があることで、これまで知らなかったアーティストと出会う入り口になっています。
聴きながら情報を得られる体験を実現しました。気になった楽曲や話題があっても、再生を止めて検索し直すことなく関連情報へアクセスできます。
移動中の「ながら聴き」でも、画面を見られる状況でも成立するインターフェースにしました。利用シーンを限定せずに使えます。
複数のラジオ局・複数の番組を、1つのアカウントでまとめて聴ける場になりました。
成果|管理画面が提供した価値
毎週30番組前後という配信量を、担当者が一画面で把握できるようにしました。どの番組の準備が遅れているかを、個別に確認して回らなくても分かります。
外部のラジオ局担当者は、アカウントの発行やログインなしで素材を搬入できます。揃ったものから順に登録でき、何がまだ届いていないかを、搬入側は搬入フォーム、運用側はカレンダーでそれぞれ確認できます。
工程ごとに担当者が異なる運用に合わせ、それぞれが自分のタスクだけを抽出できるようにしました。役割の違う担当者が同じ画面を共有しても、迷わず作業に入れます。